私を「好きでいてくれるから」してくれることだと思っていたけど、これはもう行き過ぎ!と束縛が強すぎる彼に対し、時に恐怖を覚える女性も多いです。
今回は、束縛彼氏の心理や特徴、彼が束縛彼氏なのかわかる診断法などを紹介します。
束縛彼氏とは?
恋人ができて付き合い始めたころは、彼の束縛もうれしくて私、愛されてる!と感じていても、その束縛が激しくなると不安になります。
友だちと女子会をしたいのに「俺がいない席ではアルコールはダメ」といわれたり「男がいる飲み会は禁止」など異常すぎる束縛を見せる男性も多いのです。
束縛彼氏は彼女に対してものすごく優しいですし、何でも言うことを聞いてくれるし、彼女のことを第一に考えてくれます。
メールやLINEの返信も素早く不安を与えることがありませんが、次第にその縛りが強くなるのです。
最終的に別れたのにストーカーとなってしまうリスクもあり、束縛彼はどんな人なのか良く理解する必要があります。
基準はどこから?束縛彼氏の特徴とエピソード例
束縛彼氏の経験がある女性に「これって束縛でしょ?」と思う基準がどこなのか聞いてみると、なるほど・・と思うことがいろいろ出てきます。
付き合っているときに束縛かどうかの見極めは難しく、人によって感じ方の違いがあるため、周囲の人から「それは異常だよ」といわれなければ気が付かない女性も多いです。
どんなときに束縛を強く感じたか、「束縛」と「彼女と思っての行動」の違いはどこにあるのでしょう。
とにかく連絡がマメすぎる!
朝起きる時間になると「おはよう」というLINEが入る、もしくは彼の電話で起きる、行ってきます、会社についた、ランチしてる?など、束縛彼はとにかく連絡がマメです。
付き合ってラブラブしているころは、毎朝聞ける彼の声を楽しみにしたり、こんなにマメに連絡くれるなんて、私って愛されてる!と喜んでいられます。
しかし次第に仕事中でもなんでも彼女の都合に関係なく、「今何しているの?」「どうして返事くれないの?既読ついてるじゃん」など四六時中連絡が来ることを異常だと感じ始めるでしょう。
特に「私が働いているのをわかっているはずなのに」仕事中に連絡をよこすようになったとき、束縛彼じゃないか?と気が付きます。
仕事をしている彼であれば連絡を入れることが大変でしょうし、学生だったとしても授業がある時間帯など連絡してこないのが普通です。
「誰と?どこで?」が口癖
彼女が友だちとランチに行ってくるとか、同僚と飲み会など彼氏に伝えると、「誰と?どこで?何時から?参加者に男いるの?」など常に聞いてきます。
束縛彼は彼女が今どこで、誰と何をしているのか異常に知りたがるのです。
社会に出れば出たくない飲み会だってありますし、会社の付き合いで強制参加的な会もあるでしょう。
そんなときでも、いつ・誰と・どこに行くのか、しつこく聞かれます。
束縛彼の中には彼女が飲んでいるとき、今飲んでいるメンバーと場所がわかるように写真撮って送ってなんていう度を超えた男性もいるようです。
自分の意見を頑なに曲げない
束縛彼がすべてそういう性格だとは限りませんが、束縛彼は頑固な人が多いといわれています。
自分の言っていることが正しい、一度言い出したら絶対に曲げないと言った傾向がみられるのです。
逆に彼のことを深く知らないときには、「自分の意見を曲げない男らしい人」と感じますが、付き合い始めてからその頑固さが束縛を生むことにつながります。
頑固な性格がプラスになることももちろん多いのですが、言い換えれば柔軟性がない性格ですから、自分が思い込んだら周囲は関係なくその思いを貫き通すのも、束縛彼の特徴といえるでしょう。
一度言い出したら絶対に自分の意見を曲げない部分がみられる彼は、束縛彼かもしれません。
親よりも心配性
束縛彼氏はとにかく心配性で、保護者のようにいろいろなことに対し心配します。
女友達と飲んで遅くなってしまい、帰宅したよーと連絡したら「時間が遅すぎる」とものすごく怒っていたり、飲み会にいくと「もう終電の時間だから店でなよ」など、お前はお母さんか?と思うような行動がみられるのです。
大人ですし彼がいる身ですから終電に間に合うように帰りますし、彼に言われなくても終電の時間を理解しています。
今まで飲み過ぎて終電を逃して迎えに来てもらったことが何度もあるならまだしも、何もないのに毎回細かく連絡がくれば正直うざいです。
最初はこんなに心配してくれて嬉しいと思う気持ちも、だんだんと信用されてない?しつこすぎると感じるようになり、束縛彼だと気が付くのです。
実はかわいい?彼氏が束縛したがる心理とは
彼が束縛彼だとしても、理由を聞いてみるとかわいいなと思うこともあります。
何も知らずに束縛だけ受けていると、このままいって別れたらストーカーになるんじゃない?とぞっとする女性もいると思いますが、束縛してしまう理由を聞くと安心したり、束縛する気持ちになったのかとあらためて彼の愛情に気が付くこともあるようです。
自分に自信がない、自己評価が低い
束縛する彼氏の中には、自分に自信がない人も多いです。
顔もスタイルも男としてよくない、また男らしくないとか、何かしら自分にコンプレックスを持っている男性は、彼女がほかの人を好きになってしまうことを恐れて独占・束縛したがります。
自分に自信があれば、他の男性が一緒の飲み会も仕事のとき誰と会っていようが、彼女の心が自分から動くことはないと信じていられます。
しかし自分に自信がないと、今何しているんだろう?もしかするとイケメンに会っているのかもしれないと不安になり、連絡しなければいられなくなるのです。
否定されるのが怖い
自分が思うこと、することを否定してほしくないから束縛することもあります。
自分が彼女に何度もLINEすること、彼女にしつこく連絡を取ること、誰とどこにいるのか不安な気持ち、これらの気持ちを否定してほしくないのです。
自分がそう思っているんだから彼女も同じ気持ちでいてくれるはず、否定するわけがないと考えます。
仕事している時間帯は連絡しないでとか、友達と一緒に飲むだけなのに何を心配するの?といわれたくないのです。
彼女が自分の考えを否定せず「そんなに心配してくれてありがとう。大丈夫、今○○と○○にいて〇時には連絡するからね」と言ってくれて、その通りになれば安心する。
こうした行動も、彼女のことを好きだからこその行動となります。
何よりも彼女が大事
大好きな彼と連絡がつかないと心配になります。
「誰かと一緒にいるのかも…」という心配もありますが、もしかして事故にあったのかもとか、飲み過ぎてつぶれていないかな、など好きな気持ちが強いほど相手のことが心配です。
愛する気持ちが人よりも強い、だから彼女を束縛したくなるのであれば、彼女としてまんざらでもないでしょう。
もちろん元々束縛が嫌いで自由に行動したい女性では、束縛彼とうまく付き合うのは難しいかもしれません。
しかしそんなに愛してくれているのね?と思えば、彼のことが愛おしくなります。
ツライ恋など過去にトラウマがある
元々束縛するタイプではなかったのに、過去、辛い裏切りにあいそれがトラウマとなって束縛してしまう彼もいます。
本当に信じ切っていた彼女が二股をかけていた、相思相愛だと思っていたのに他に好きな人ができたといわれた、親友にとられた、など辛い体験からくる束縛もあるのです。
彼がそういう体験をしたことを知って、自分を束縛することに納得したという女性もいます。
「自分がもしも彼と同じ経験をしたら?」と彼と自分を置き換えてみて、本当に好きでいてくれているんだなと思えたら、束縛彼を理解し付き合っていけるでしょう。
付き合う前にチェックしたい!束縛彼氏・メンヘラ男診断方法!
束縛系の彼とメンヘラの彼には、同じような特徴があります。
以下の診断項目をチェックして心当たりがあるなら、彼は束縛彼氏、メンヘラ男に変貌するかもしれません。
「イイネ」は一番!彼女のSNSをやたらとチェックする
今どき女子は「ここでランチした!」といえばSNSにアップ、かわいい野良猫がいたといえば写真を撮ってSNSにアップするなど、自分の行動をSNSで公開している方が多いです。
自分の日記的にもなりますし、イイネからお友達が増えることもあり皆さん楽しんでいますが、「イイネ」も束縛彼診断になります。
自分が何かアップすると、ずぐに彼から「イイネ」がくる、どんな時間帯でも必ず1番に「イイネ」
がくる、ということはありませんか?
それはつまり、彼女のSNSを逐一チェックしている証拠。
始めのうちはいつも見てくれてるーなんてラブラブな気持ちになりますが、どんな時間帯でも、どんなアップでも、数分もしないうちにイイネがくるのは行き過ぎです。
今は束縛を見せていないかもしれませんが、この先あからさまに束縛してくる可能性があります。
自分の好みのものを勧めてくる
束縛彼は彼女にはこれが似合う、これが絶対にかわいいと思うものなど、彼が自分でいいと思うもの彼女に似合うと感じるものを無理にでも勧めてくる傾向にあります。
自分が好きなブランドを彼女にも好きになってほしい、自分がいいと思うものは彼女にも認めてもらいたいし同調してほしい、自分が好きなものは彼女も好きでなくてはならないと思うのです。
自分が彼女にいいよって勧めているのに彼女が「そういうのは好みじゃない」と否定されると、「俺が着てほしいのに着てくれないの?」と怒り出すこともあります。
絶対こういうのが似合うよ、あっているよと自分の考えを頑固に押し付けてくるのが束縛彼の特徴です。
仕事仲間や友人関係について知りたがる
束縛彼やメンヘラ男は彼女のことを知りたくて仕方ありません。
それがたとえ、自分にまったく関係ないことであっても、知っていないと気が済まないのです。
仕事仲間にはどういう人がいるのか、彼女の親友の彼はどういう人なのか、仕事関係にどういう人間がいるのかなど、彼女の人間関係にやたらと足を踏み入れます。
女性もバリバリと働く時代ですから、彼ではない男性との付き合いも出てくるのが普通です。
しかしそういう付き合いはなるべくしてほしくないのが束縛彼ですから、彼女の仕事の付き合いであろうと、昔からの男友達であろうと関係なく知りたがります。
スマホを見たがる
スマホは個人情報の塊ですから彼氏といえど見せたくないですし、見せてといわれて見せられる場合と、見せたくない場合があるでしょう。
束縛彼氏は彼女に対して、「何もヒミツがないから自分のことを深く知ってほしい」と思っているため、スマホを見られてもなんとも思いません。
束縛彼は彼女のことを細かく知りたいと思っていますし、友人関係からLINEのやり取りも見たいと思っているためスマホを見たがります。
ロックしてあると「ロック解除して」「ロック解除の数字を教えて」と言ってみたり、教えないと「なんかやましいことがあるんだ」と批判してくるのです。
スマホをしつこく見たがったり、隠れて見ようとしている場合、束縛彼になる素質十分といえます。
束縛男の対処法!束縛の解消方法
束縛男だと判明した彼だとしても、束縛さえなければ付き合っていきたいと思っているなら、対応の仕方を知っておきましょう。
どうすれば束縛が緩くなるか、この先、その中で付き合っていけるのか。
彼の性格や束縛男の特徴を理解し、彼にあった方法で束縛を減らすにはどうしたらいいのかを考えてみてください。
褒めて褒めてほめちぎる!彼に自信をつけさせてあげる
束縛彼は自分に自信がないタイプが多いので、常に一緒にいないと彼女が離れていくのでは?と心配し束縛が激しくなります。
そこで、「私はあなた以外他の男性に魅力を感じないよ」ということを言葉と行動で伝えてあげましょう。
「○○君は誰に対してもまじめで、仕事もできるし本当に素敵な彼って思っているよ」「すごいね。こんなこともできるんだ。やっぱり○○君はできる男だね」など、ヨイショでもいいので彼を褒めまくります。
こうすることで自分のことを認めてくれている、好きでいてくれると考えられるようになり、束縛したい気持ちも改善されるでしょう。
彼を好きなことを伝え安心させてあげる
束縛したがる彼は、「自分のことが本当に好きなのかな?」と不安を持っています。
彼女がすごくかわいかったり周囲にもてるタイプだと、どうして自分を好きになったのか、他の人を好きになるのかもしれないと不安なのです。
彼のことが本当に好きなのにそれが伝わらず束縛するのなら、彼のことが大好きなんだと日常的に言葉に出しましょう。
「本当に○○君が大好き」「○○君じゃなきゃ私はダメだから」など、私が好きなのはあなただけという気持ちを言葉にしてあげるのです。
日々繰り返し好きな気持ちを伝えることで、束縛彼も少しずつ安心して束縛したくなる不安な気持ちも薄れてきます。
先に自分のスケジュールを伝える
束縛彼は彼女の行動に対して「いつ・どこで・誰と」会うのかと聞いてきます。
突然会社の付き合いが入ることもあれば、一度入った予定が変更になる場合もあるでしょう。
そんなときは、彼が聞いてくる前に、「今日いきなり飲み会になって、○○ってお店で○○、○○さん、○○さんって女性と上司の○○さんって男性と〇時から飲むよ。○○駅のすぐそばにあるお店だから〇時には電車に乗って帰るよ」と細かく伝えてください。
常に自分の行動を彼がわかるように伝えることで、彼としても聞くことがなくなります。
また、こんなに詳しくお店も来るメンバーも教えてくれるんだから大丈夫だろう、と思えるようになります。
心配性すぎる束縛彼には、今カップルで利用できるアプリなどもあるので、お互いにスケジュールがわかるように利用してもいいでしょう。
束縛がツライと伝える
束縛彼の多くは、彼女を束縛していることに気が付いていません。
「自分が行っている行動は彼女にとってよいことで、彼氏として必要なこと」と思っているからです。
そこで束縛彼とこれから先もうまく付き合っていきたいと思うなら、「○○君が私を好きで言ってくれていることはわかっているけど、正直束縛がきつくてつらい」と話をしてみましょう。
大好きな彼女から「束縛されてつらい」と言われれば、彼は嫌われることを恐れているので、反省してくれるかもしれません。
伝えるときには必ず、「○○君とこれからも長く付き合っていきたいって思っているから」の一言を入れて、あなたのことを大好きなままでいたい気持ちをアピールします。
大好きな子に苦痛を与えてしまったことに反省すれば、束縛しないようにしなければ、と彼も考えてくれるはずです。
まとめ
女性の中には束縛してくれないと不安になる方もいるため、束縛は全てよくないと否定はできません。
しかし仕事に支障をきたしたり、自分のプライベートが全て失われるような付き合い方になってしまうのでは困ります。
彼が自分のことを好きでいてくれる気持ちも理解し、「束縛しなくても私はどこにも行かないし、あなた以外を好きにならないから大丈夫」と言葉や行動で伝えてください。
ただし、度を越えた束縛はストーカーやDVにつながることもあるので、必ず第三者に相談し、一人で悩まないようにしましょう。
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