半同棲とは?メリットやデメリット、決めておくべきルールを紹介

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半同棲という言葉はよく耳にすると思いますが、一般的な同棲とはいったい何が異なるのでしょうか。恐らく多くの方は同棲と半同棲の違いを理解していないと思いますし、ほとんど同じことだと思っているでしょうが、この2つには明確な違いがあります。ここでは、半同棲と同棲との違い、メリットやデメリットなどについてもお伝えしたいと思います。

半同棲って何?同棲との違いは?

ほぼ毎日一緒に暮らす

半同棲とはほぼ毎日一緒に暮らすことを指します。もちろん、明確な定義が決まっているわけではありませんが、一般的に半同棲と言うときにはこうした状態であることを指していることが多いです。また、完全に一緒に暮らしている状態は同棲ですね。

期限や結婚の約束が任意

同棲の場合だと結婚を視野に入れていることが多い傾向にありますし、期限が決まっていることも多いです。しかし、半同棲の場合だと期限や結婚の約束などが任意であることがほとんどです。つまり、半同棲しているからといって必ずしも結婚という流れにはならないということです。

住民票の移動が不要

同棲となると一つの住居で二人が一緒に暮らすことになりますから住民票を移す必要性も出てきます。しかし、半同棲だと相手の自宅と自分の家とを行き来することがほとんどですし、住民票を移すことがありません。注意しましょう。

両親への挨拶は任意

完全に一緒に暮らしているような状態だと結婚というゴールも見えていることが多いですし、相手の両親に挨拶に行く必要性も出てくるでしょう。しかし、半同棲だとそこまで考えていないことがほとんどですし、相手の両親への挨拶なども基本任意となります。

気軽に始めやすい

気軽に始めやすいのも、半同棲の大きな特徴と言えるでしょう。同棲するとなると自宅から自分の荷物なども持ってくる必要がありますが、半同棲だと必要最低限の荷物だけで済みます。そのため、その気になれば今すぐにでも半同棲をスタートさせることができるでしょう。

半同棲のメリット

半同棲にはどのようなメリットがあるのか気になっている方も多いと思います。半同棲には同棲にはないメリットがたくさんありますからここでしっかり確認しておきましょう。

相手の生活が見える

パートナーの生活が見えるというのは大きな魅力ではないでしょうか。お互い離れて暮らしているとどのような生活実態なのか知る由がありませんし、そこに不安を感じてしまうこともあります。半同棲だとほとんど一緒に暮らしているような状態ですし、相手がどのような生活をしているかを知ることができます。知らないことがわかってくるということが半同棲や同棲にはあるでしょう。

浮気されづらい

浮気されづらくなるのもメリットです。完全に別々の家で暮らしている状態だと相手が何をしていても分かりませんし、仮にほかの異性を自宅に連れ込んでいたとしてもそれを知ることは難しいでしょう。しかし、半同棲だとほぼ一緒に暮らしていますからそのようなリスクも少なくなりますし、仮に浮気されたとしても部屋の変化などに気づきやすいです。

デート費用が減る

自宅デートができるようになりますからデート費用が減るというメリットもあります。別に半同棲でなくても自宅デートはできるのですが、半同棲となるとさらに自宅デートはしやすくなるのではないでしょうか。これも一つのメリットですね。

一緒に居られる

好きな人とは常に一緒にいたい、という方にとって半同棲は最高の状況ではないでしょうか。ほぼ毎日一緒に生活しているようなものですから、好きな人と常に一緒にいることができます。

自由な時間がある

完全に同棲している場合だと一人の時間がなくなってしまうことが多いです。いくら好きな人と一緒と言っても四六時中同じ空間にいるとなるとストレスも感じてしまうでしょうし、そこにネックを感じてしまう方は少なくありません。しかし、半同棲だと一人の自由な時間もできますし、ストレスが溜まってしまうようなことも少ないでしょう。ストレスが溜まったときは自宅に戻ればイイだけです。溜め込まずに自宅に帰るという選択をしてみることをおすすめします。

半同棲のデメリット

メリットの多い半同棲ですが、デメリットもあります。メリットだけでなくデメリットについてもきちんと理解しておかないと後悔してしまいますから、しっかりとデメリットについてもチェックしてください。

周りに説明しづらい

半同棲という状況は周りに説明しづらいです。一緒に住んでいるようで住んでいないのですから、そこを突っ込まれてしまうとうまく説明できないと思います。これは半同棲ならではのデメリットではないでしょうか。

お金の管理が曖昧になる

半同棲だとどうしてもお金の管理が曖昧になってしまいがちです。同棲だと二人の住居ということになりますし、家賃や光熱費、食費などもすべて折半にすることもできますが、半同棲だとその計算がしづらいです。なあなあになってしまうこともありますし、それが原因でケンカになってしまうようなこともあるでしょう。

ストレスが増える可能性も

ストレスが増えてしまう可能性もあります。同棲のように完全に住居を一緒にしなくても、半同棲となるとほぼ一緒に暮らしているような状態になってしまいます。それがストレスになってしまうことは十分考えられますし、特に一人の時間を大切にしたいタイプの方だとストレスが溜まってしまうのではないでしょうか。このようなタイプだと半同棲はもちろん普通の同棲も難しいと考えられます。

次のステップに進みにくくなる

半同棲してしまうと次のステップに進みにくくなるというデメリットもあります。同棲だとその期間を経たのちに結婚ということも考えられるのですが、半同棲だとそれが難しい傾向にあります。お互いきり出しにくいですし、何となくそのような関係がズルズルと続いてしまうようなこともあります。

半同棲で決めておきたいルール

お付き合いしている方と半同棲してみたい、という方は事前にいくつかのルールを決めておくことをおススメします。きちんとルールを決めておくことでケンカになることを回避できるでしょうし、うまく関係を続けられるかもしれません。

お金の管理はきっちりと

カップルでも夫婦でも一番ケンカになるのはお金のことです。お金の管理が曖昧になってしまうとケンカになってしまいますから、事前にどちらが何を負担するのかということをしっかり決めておきましょう。

期限を決める

いつまでも半同棲という状態を続けるのはおススメしません。そのままズルズルと続いてしまうことも多いですし、できるだけ期限を決めておいたほうがイイです。半同棲をスタートさせる前に決めておきましょう。

相手のものを私物化しない

これも意外とやってしまいがちですが、相手のものを私物化してしまうとそれが元で関係性が悪化してしまうことがあります。いくらパートナーであっても自分の持ち物を触られるのは嫌、という方は多いですし、そのような方だとケンカになってしまうことも考えられるでしょう。これもルール化して決めておくことをおススメします。

まとめ

半同棲は手軽に始めることができますし、好きな相手との半同棲ならワクワクしてしまうのも理解できます。ただ、ここでお話したように半同棲にはメリットもあればデメリットもありますし、それについては事前にきちんと理解しておく必要があります。めりっとばかりに目を奪われてしまいがちですが、デメリットの部分を理解しておかないとあっさりケンカになって別れてしまうということも考えられます。十分注意して半同棲をスタートさせてくださいね。

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