恋愛依存症という言葉をご存知でしょうか。実は恋愛に依存しやすい人には特徴があるそうなんですが、今回はそんな恋愛依存症になりやすい人の特徴やどんな症状が出るものなのか、更には依存してしまう原因や克服方法もまとめてご紹介していきたいと思います。
どんな人が恋愛依存症になりやすい?原因や克服方法を知りたい!
日々の暮らしにおいて恋愛というものは人を輝かせてくれる楽しいものですが、世の中には恋愛に強く依存しすぎてしまう恋愛依存症と呼ばれる人も存在しています。誰しもが恋愛依存症になる可能性を持っているものですが、中でも特に依存しやすい特徴を持つ人がいるそうなのです。今回は恋愛依存症の症状やなりやすい人の特徴、何故恋愛に依存してしまうのかその原因や克服方法などについてもまとめてご紹介していきたいと思います。アナタも実は恋愛依存症かもしれませんよ。
恋愛依存症ってどんなものなの?
そもそも恋愛依存症ってどういう状態を示す言葉なの?と思ってしまう人もいるかもしれません。恋愛依存症とはその名前の通り、恋愛に依存してしまう状態の事を示しています。恋人と幸せな時間を過ごしているにも関わらず常に不安を抱えてしまったり、恋人を自分に縛り付けてしまいたくなるのも恋愛依存症なのだとか。恋愛以外の事が疎かになってしまったり、交際相手への執着心が強まっていく様です。
恋愛に依存している自覚のある人は案外多い?
恋愛依存症だと自覚している人々
世の中には無自覚のまま実は恋愛依存症だったという人も少なくない様ですが、その一方で自分自身で既に恋愛依存症なのだと自覚を持って生活をしている人もいる様です。考えてみると恋愛依存症なのかもしれない…という知人がいたり、あるいは自分もそうなのかもしれないという人もいるのではないでしょうか。
恋愛依存症になりやすい特徴を持つのはこんな人
しかし恋愛依存症にならない人も当然多くいるものですが、依存症になりやすいのは一体どんな人なんでしょうか。続いては恋愛依存症になりやすい特徴を持つ人についてご紹介していきたいと思います。まずは自分にあまり自信が無いというタイプの人も、恋愛依存症になりやすい特徴を持っているそうです。こんな自分を愛して貰えるはずが無いという自信の無さから、恋人の為なら多少の無理もしてしまったり常に不安を感じてしまうという特徴もあるものなのだとか。
恋人と離れている時間に不安を感じてしまうあまりに相手の予定を常に把握しておきたい、誰と会ってどこに出掛けているのかわからない、連絡がつかないなどの状態に耐えられずストレスを溜めてしまうのも恋愛依存症になりやすい人の特徴だと言える様です。恋人だからといって相手の行動を全て制限する事はできませんが、そうしておかなければ気が済まなくなってしまうのも恋愛依存症になりやすい人の特徴の様です。
相手には自分がいてあげないとダメだから、もしくはその逆で自分には相手がいないとダメだ、といった考え方をするのも恋愛依存症になりやすい人の特徴なのだそうです。依存した関係性を求める為に、たとえば事前に友人と約束をしていたにも関わらず恋人に要求されると恋人との予定を優先してしまったり、生活の中心が恋人になってしまうのが恋愛依存症になりやすい人の特徴です。
そもそも恋愛依存症になるのは悪い事なの?
何事も依存しすぎてしまうのは良くない傾向ですが、恋愛依存症になってしまうと恋人以外との人間関係に亀裂が生じてしまう可能性もあります。どんな時でも恋人が優先という生活を続けていては友人からも次第に誘いの声がかからなくなってしまったり、恋愛で頭がいっぱいになるあまり仕事が疎かになってしまえば日常生活にも支障をきたしてしまう恐れもあるかもしれません。
更に恋人を束縛しがちになってしまうので、あまり束縛をされたくないというタイプの恋人であれば自分の行動を制限される事にもなり、お付き合いというよりも監視されている様な気分になってしまう場合があります。お互いに恋愛依存症同士の恋愛であれば良いのかもしれませんが、そうでなければ知らない間に恋人に対して強要する事が多くなってしまい不満を募らせる結果となってしまう事もあるかもしれません。
恋愛依存症になるとこんな症状が現れる
恋愛依存症になってしまった場合の代表的な症状としては、やはり生活の中心が恋人に置き換わってしまう事ではないでしょうか。恋人から連絡が来るかもしれないからと休日には予定を入れなくなったり、恋人の好むファッションや趣味を取り入れてまるで別人の様になってしまったりと恋人一色に染まってしまう事もある様です。
恋人を失う事への恐怖や不安感に苛まれてしまうのも恋愛依存の症状の一つの様です。恋人の気持ちを繋ぎ止める為に高価なプレゼントをしてみたり、時間や金銭など可能な限り全てのものを恋人の為に使おうとするので自分の為に使う時間やお金が無くなり、結果として他の事には目がいかなくなったり恋人以外の事が二の次になってしまうのも依存の症状と言えそうです。
盲目になりすぎるあまりに恋人以外はいらないとすら思ってしまうのも、恋愛依存の症状の様です。通常であれば恋愛をしていれば恋人と過ごす時間も充実させつつ、仕事も頑張ろうと思えたり生活にハリが出るものですよね。しかし恋愛依存症の場合には恋人さえいればそれで満たされてしまうので、その他のものは必要と思えなくなり恋人さえいればいいという結論に至ってしまう様です。この様に恋愛依存症には様々な症状が出てくる事がある様ですが、やはり恋愛以外の事が疎かになってしまう状態というのは周囲から見ても良いとは思えないのではないでしょうか。
恋愛依存症になってしまう原因とは
依存しやすい人の特徴やどういった症状が出るものなのかはわかってきたかと思いますが、そもそも何故恋愛依存症になってしまうのか原因も気になりますよね。実は親子関係も恋愛依存症に大きく影響している可能性がある様なんです。たとえば幼い頃に親からネグレクトを受けていたり、虐待されていた経験がある場合には十分な愛情を得る事ができず、それらが原因でこれまで受ける事のできなかった愛情を得ようと恋愛依存症になってしまう事があるそうです。
原因はそれだけではなく、親からの過剰な期待を受けて育ったり両親が不仲であったりした家庭環境で育ってきた場合にも恋愛依存症になる原因の一つであると考えられているそうです。恋愛依存症になる原因としてはやはり育ってきた環境が大きく関わってきている様ですが、今現在恋愛依存症ではないという人であってもこういった原因に心当たりがある場合には今後恋愛依存症になる可能性があるかもしれません。
恋愛依存症を克服する為にはどんな方法があるの?
一度恋愛依存症になってしまったらもう克服する事はできないのか、と思えばそんな事はありません。続いては恋愛依存症を克服する方法についてもご紹介していきたいと思います。恋愛依存症になるとつい恋人の事ばかりを優先して、周囲だけではなく自分の事も疎かにしてしまいがちです。まずは自分に向き合って自分という人間を大切にしてあげるという事も、恋愛依存症克服の為の大切な方法です。
自分に自信を持てるよう努力をしてみるというのも、恋愛依存症克服の為の一つの方法です。恋愛依存症は悪い事だから克服しなければ!と自分を追い込んでしまうのではなく、自分の魅力を今よりも高める為にできる所から自分磨きを始めてみれば自然と自信が持てる様になり、更にお付き合いを始める前よりも魅力的な人間になる事で恋人も今よりもっと自分に夢中になってくれるはずです。
恋人からの連絡が無い事でつい不安になってしまう事が多い、という場合には連絡手段を断つ時間を作る事も恋愛依存症克服の為の大切な方法です。スマホが手元にあると用事が無くてもいじってしまう、というスマホ依存性の人も多いのではないかと思いますが、スマホを手放して身体を動かす時間を作ったり趣味に没頭できる様な時間を作ってみると案外充実した時間を過ごす事ができるかもしれません。
もしも自分が恋愛依存症だと感じたら
あまりにも重度の恋愛依存症の場合には今すぐにそれを克服するというのは難しい事かもしれませんが、まずは自分が恋愛依存症なのだと自覚をする事が克服をする為の第一歩となる方法です。どんな方法を試してみても自分は恋愛依存症から抜け出す事ができないんだ…と落ち込んでしまうよりも、まずは自分にできる範囲の事から少しずつ意識を変えていく事が大切なのではないでしょうか。
どうしても自分一人では恋愛依存症を克服できそうにないという場合には、自分の事をよく理解してくれている親しい友人や家族などに相談してみるというのも一つの方法ではないでしょうか。
極端に依存しすぎず余裕のある恋愛を
魅力的な恋人に夢中になるのは決して悪い事ではありませんが、恋愛そのものに依存しすぎるのは自分の為にもなりません。少し恋人に時間を割きすぎているなぁと感じる場合には、恋人以外と過ごす時間を意識的に増やしてみたり新たな趣味を増やしてみたりするのも良い方法ではないでしょうか。恋人の事しか考えられない状態でいるよりも、心に余裕を持った恋愛ができている人の方が周囲からも魅力的な人間に映るはずです。この機会に改めて自分の恋愛観を見つめ直して恋愛依存症になっていないか再確認をしてみてはいかがでしょうか。
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