好きな人と両思いになりたいけれど、告白はやっぱり男性の方からしてもらいたい、そんな女性に、とっておきの「告白されるテクニック」をお教えします。
相手の男性がどんなタイプかによっても、効果的なテクニックは違ってきます。
ここでは、恋愛に効果のある心理学を上手に使って、意中の相手から告白されるようにする方法と、その注意点をご紹介します。
1.男性タイプ別、告白されるテクニック
たとえ「両思いかも?」と期待するような間柄でも、決定的な一言は男性側から欲しいものです。
そのためには、男性に告白する勇気を与える背中の一押しは、こちらから仕掛けしょう。ここで大切なのは、「告白が絶対成功する」という確信を、言葉以外で伝えることです。
男性の多くは「もし振られたら」というリスクに弱いため、必ず成功するという確信がないと踏み込めない一面があります。
相手の男性がどのようなタイプでも、話しかけやすい状況をあえて作ったり、隙を見せて安心感を出したりと、男性側に「告白しても大丈夫!」という自信を持たせてあげることが成功の秘訣です。
他にはどんなテクニックがあるのか、男性のタイプ別にみていきましょう。
1-1.モテ系男子
モテ系男子の特徴は、「女性に慣れている」ことです。
そこを逆手にとり、じっと見つめる、話しかけられると嬉しそうにする、といったすごく好きそうなそぶりは見せるけれども、「あえてこちらからは告白しない」といった方法が効果的です。それどころか、男友達の話をしたり自分の趣味の話をしたり、毎日が充実している様子を楽しそうに話してみましょう。
「好かれている」という安心ばかりを与えていては、モテ系男子とは付き合えません。男性は基本的に逃げるものを追いたい性質を持っています。「手に入りそうでなかなか入らない」距離感をキープして、多くの男性が持つ「狩猟本能」を上手に刺激してください。
モテ系男子はどこか自意識過剰な面もあるので、「好き」のアプローチは届きやすいものの、一般的に言われる「女性のモテ仕草」には、なびいてくれません。周りの女の子たちとはちょっと違う、と思わせることができれば、相手の興味の対象になります。一向に告白してこないあなたに焦れて、反対に告白してくるかもしれません。
1-2.非モテ系男子
非モテ系男子を好きになったら、まずは自分の存在に慣れてもらうことが先決です。
非モテ男子は「自分はモテない」と思い込んでいるので、ちょっとやそっとのアピールも信じてもらえずなかなか届きません。あからさまなアプローチをして「からかわれている?」とかえって引かれてしまうので注意が必要です。できるだけ自然に長くそばにいられるように、可能ならサークルや趣味の仲間や友達になるのが得策です。相手の男性の周りに自分の居場所ができたら、少しずつ距離を縮めていきましょう。
人には、毎日会う機会が多い人ほど好きになる『単純接触の法則』という心理があります。
学校や職場で毎日会えるポジションにいる人には、笑顔で挨拶をすることから始めて、それから徐々に声をかける機会を増やしていき、「気付いたらいつもそばに居る」女性になれるようにしていきます。そして、友人や知人にそれとなく思いをほのめかすのも効果的です。本人に伝わる頃には、あなたはその男性にとってすっかり仲良しの一人になっているでしょうし、一人の女性として意識してもらえることも容易になるでしょう。
後は、「告白されても大丈夫、絶対断ったりしない」という感じを出して、そばに居続けるだけです。
非モテ系男子は、女性慣れしていない分、もしもステディになれたなら一途に愛を注いでくれるとびきり甘い恋人になる可能性を持っています。待つことは非常にじれったく切ないものですが、ゆっくり育んだ関係はきっと彼も心地よいはずです。
1-3.草食系男子
恋愛に対して淡白な恋愛温度の低い男性が草食系男子です。
このタイプの男性は、温厚で平和を好み、大胆なことはせず優しいけれどどこか臆病で、何か自分の中に強いこだわりや嗜好がある、といった特徴があります。
こちらのタイプも非モテ男子と同じように、まずは仲良くなることから始めてください。
草食系男子に対して小悪魔的なアプローチや駆け引きをしても、まったく効き目はありません。知的で頭の回るこのタイプの男性は、女性の鉄板小悪魔テクをあざといとしか思いませんので、かえって逃げ出してしまう可能性があります。草食系男子を好きになったら、長期戦は覚悟することです。
何よりも心のつながりを求め大切にするので、彼の前では素直でいること、そしていつも笑顔でとにかく褒めてあげてください。アプローチするならあえて包み込むくらいの気持ちで、「あなたの、優しくて臆病でちょっとリクツっぽいところが素敵ですよ、受け入れますよ」とそっと伝え続けてください。
草食系男子は自分がマイノリティだと思ってしまうナイーブさがありますので、ありのままを受け入れてもらえることが最高の喜びと感じます。
また、草食系男子は自分の時間を大切にします。間違っても「わたしに構って!」と邪魔をしないで、女性の方も自分の時間を楽しむくらいの余裕と根気が必要です。
じつは好きな人にはとことん尽くしてくれるのが草食系男子です。リード下手なので、自分の意見ははっきりという女性はじつは嫌いではありません。しっかりとおぜん立てしてあげると、ここぞという時は精一杯頑張ってくれるので、告白してくれる可能性が高いタイプでもあります。
1-4.優柔不断男子
優柔不断なタイプの男性に告白させるのは至難の業です。
いい雰囲気になっても何かと理由を付けてのらりくらりとかわされるので、待つ身としては非常にヤキモキさせられます。このタイプの男性は、細かく分けると、相手を傷つけたくない「優しさゆえの優柔不断タイプ」と、自分で決めてもし失敗したらその責任を負いたくないから慎重になる「自分本位の優柔不断タイプ」の二種類に分けられます。
あなたの好きな人が前者の「優しさゆえの優柔不断タイプ」の場合は、いわゆるお人よしで、流されて浮気するとか、断れなくて友達にお金を貸してしまったりするタイプです。女性から告白すればおそらくめったには断られないでしょうが、「告白されたから付き合ったんだ」なんて、簡単に逃げられる隙を与えてしまうことにもなるので、おすすめしません。
あなたの好きな人が後者の「自分本位の優柔不断タイプ」だとしたら、「私と付き合うと損はないですよ」というスタンスで待ちましょう。
人を好きになるのは理屈ではありません。「優柔不断タイプの男性は付き合ってから苦労するよ」とたとえ親しい友人にアドバイスされても、好きになってしまったら忠告なんて聞こえなくなってしまいます。実際に、優しくて何でも「いいよ」と言ってくれるこのタイプの男性は非常にモテます。
優柔不断な男性に決断を迫るときは、より具体的な二択を提示してあげると答えやすいという心理を利用しましょう。例としては、「何が食べたい?」と聞くよりも、「麺とご飯とどっちが食べたい?」と聞く方が、このタイプの男性は選択しやすくなります。そして、彼が選んだ方を褒めてあげてください。「○○君の言う通りにしてよかった!」というようにして、少しずつ決断力を育てていくと、その延長線上に「あなたへの告白」があるかもしれません。
1-5.男友達
普段から一緒にいることの多い男友達は、「まずは仲良くなる」というファーストステップはすでにクリアしているものの、あなたのことを異性として見ていない可能性があります。
そんな男友達に恋愛対象としてみてもらうには、恋の駆け引きの鉄板ワザ、「秘密を共有する」「些細なことを相談し頼る」「涙を見せる」というテクニックが非常に有効です。みんなでいる時とは違う、女らしい一面をふと見せることで、ふだんとのギャップにドキドキしてくれるでしょう。
相談や秘密の共有などは「あなただけ」という特別扱いが顕著に見えるアクションですので、急ぎ過ぎると楽しい友達関係を壊すのを恐れて男性側でドキドキを勝手に封印してしまうかも知れません。焦らずゆっくりと、二人の時間を増やしていきましょう。
男女間の友情は、お互いにパートナーができてしまえば自然と疎遠になっていくことが多い、いわば壊れやすいものです。人として相性が良いからこそ友達でいられたわけですから、ずっとこの人と仲良くしていたいと思えば、恋愛関係に発展するのも時間の問題です。
また、たとえそれが友情としか自覚していなかったとしても、女友達が「いきなり現れた知らない男に持っていかれる」、と想像してにわかに独占欲が湧き上がるという場合もあるようですので安心して駆け引きしてください。そして「告白、待ってるよ」とゆったり構えて待ちましょう。
2.「告白するよりされたほうがいい」のはホント?
恋愛関係においては「告白はするよりされた方がいい」というセオリーがあります。
駆け引きなんて苦手、白黒はっきりつけたい!という人も、告白されたほうがいい理由を知ればもっと相手との関係が上手くいくかもしれません。
2-1.告白した側が「惚れた弱み」を感じやすい
「惚れた弱み」とは恋愛関係の話になるとよく聞く言葉ですが、これには根拠があります。
「惚れた弱み」を引きおこす心理として『最小関心の原則』があげられます。恋愛関係においてより思いの強い方が相手に依存し従う傾向にある、というものです。
もちろん、お付き合いしてしまえば両思いということにはなりますが、告白した側がより強く相手を思っているとみなされ、また告白した本人もそう思い込むので、好きな男性には告白してもらった方がその恋愛関係を長続きさせることができます。
2-2.男性の責任感を育てる
男性から告白をすることで、「俺がこの女性を自分で選んだ」という責任の感情が生まれます。
相手のための責任というよりも、自分の何事も合理性を求める男性は、無意識ではありますが、告白に至るまでに使った労力を計算し、この女性を得るために頑張ったことを無駄にしたくないと考えるので、大切にしてくれるでしょう。
小さなケンカやちょっとした性格の不一致などで簡単に別れようとはせず、関係を良くしようと努力してくれるはずです。
2-3.「愛されている」と自信が生まれる
女性の方から告白すると、「本当に私のこと好きなのかな、優しさでOKしてくれたんじゃないかな」と彼の気持ちへの不安が出てくることがあります。
少しでもそっけない態度をされたり、メールの返事が遅くなったりすると、「私のこと好きじゃない?」と疑心暗鬼になる人もいます。
その点、男性からの告白をもらえた女性は、相手の愛情を信じることができ楽しいお付き合いができるようになります。
3.告白されるために絶対やってはいけないこと
3-1.追いかけすぎない
はっきりしない関係に焦って、強引に決断を迫ったりしてはいけません。
男性とは「追いたい」生き物です。告白されたいのならガツガツ追いかけては逆効果です。
3-2.当てつけない
なかなか告白してこない彼にじれて、刺激を与えるつもりで他の男性と仲良くなったりしてはいけません。
当てつけのように、ほかの男性とイチャイチャしだしたら、「ふーん、そっちと付き合ってるんだ」と簡単に恋愛対象外になってしまいます。注意しましょう。
3-3.焦って自爆しない
「もう待てない!」とばかりにこちらから告白してしまっては、いままでも努力は水の泡になってしまいます。
時間をかけて作ってきた関係も、さきに告白してしまえば、「下心があって近づいてきたのか」と受け取られる可能性もあります。早まって自爆しないようにしましょう。
彼が運命の人なのかを知りたい方へ
霊視とは、文字のごとくあなたの運命の相手を”視て”くれるというもの。
上手くいかない恋愛や片想い、略奪愛や不倫も、お相手の本質や深層心理を霊視で視てもらい、お相手が望む言葉をかけ、行動を起こすだけで未来を動かすことができるといいます。
4.おわりに
どんなタイプの男性も、男性としてのプライドは高く、そして意外と臆病です。
「男性から告白する」という行為は、その女性に対して男性のプライドが満たされつつ、安心できると確信した時に、思わずあふれ出すものです。
好きな人からの告白を上手に引き出して、幸せを掴みましょう。