無感動になる原因とは?無感動を改善して豊かな人生を送る5つの方法

自分を変える方法

仕事や勉強のやる気が出ない、何をしても楽しくない、そんな風に思うことありませんか?その場合は無感動になっている可能性があります。無感動になってしまう原因とは?そして無感動を改善して豊かな人生を送るための5つの方法についてご紹介します。

最近、何を見ても感動しない・・・これって私だけ?

最近毎日がつまらない、テレビや雑誌など何を見ても感動しない。そんな毎日を過ごしていませんか?それはもしかすると「無感動」の状態になっているかもしれません。 なぜ無感動になってしまうのか。そして無感動を改善して豊かな人生を取り戻すための方法についてご紹介していきます。

「無感動」の意味とは?

無感動とはどのような意味なのでしょうか。無感動というのは感動しない心理状態のことです。感動しない、というだけではなく感情が無くなってしまうような状態のことでもあります。

無気力・無関心・無感動の「三無主義」とは

無感動については1970年代の若者を表す言葉として、「三無主義」という言葉が使われていました。三無主義とは、無気力・無関心・無感動と3つの気質を表しています。世の中に対して期待を持てずに、無気力・無関心・無感動となってしまった若者を危惧した言葉です。

無感動な人の特徴

無感動な人にはどんな特徴があるのでしょうか。自分も無感動になってしまっているかも?という方は当てはまる特徴があるかどうか考えながら読み進めてみてください。それでは、無感動な人の特徴についてご紹介していきます。

特徴1:表情が乏しい

無感動な人の特徴として、表情が乏しいという特徴があります。笑顔になったり驚いた顔をしたりすることが少なく、いつも無表情で感情が顔に表れません。無感動になっていると、感情が動かないため表情もいつも同じになってしまいます。 仕事でクライアントと交渉したりする時に表情が乏しいと交渉が上手くいかないこともあります。自分ではそのつもりはないのに、相手を怒らせてしまったり関係構築が上手くできなかったことはありませんか?表情が乏しくなってしまっているかもしれません。

特徴2:冷たい人と思われがち

無感動な人の特徴として、冷たい人だと思われがちという特徴があります。無感動になっていると心を動かされなくなります。なので、人が善意でしてくれたことに対してお礼を言わなかったり、感動的なシーンなどでも変わることがありません。 そんな人に対して周りの人は、冷たい人だという認識を持ってしまいます。職場で人間関係が上手くいかなかったり、気が付いたらいつも一人になっている。冷たい人だと思われがちな人はそうなることが多いものです。

特徴3:リアクションが薄い

無感動な人の特徴として、リアクションが薄いという特徴があります。サプライズをされても反応が鈍い。挨拶をするときやお礼を伝えるときも表情が変わらず淡々としている。こんな風に無感動だとリアクションが薄くなってしまいます。 話をしている時に相手のリアクションが良いと気分よく話せます。反対にリアクションが薄いと話していてもつまらなくなってしまうもの。会話がなかなか上手く続かないのはリアクションが薄いからかもしれません。

無感動になる理由とは

頭では嬉しかったり悲しかったりしていると分かっているはずなのに、なぜか心が動かない。そんな状態では周りの人に誤解されてしまうことも少なくありません。望んでいるわけではないのに、人はどうして無感動になってしまうのでしょうか。 無感動になってしまった理由についてご紹介していきます。

原因1:心身ともに疲れている

無感動になる理由として、心身ともに疲れているという理由があります。仕事や家事、育児などで心身ともに疲れてしまってはいませんか? 睡眠時間が十分にとれていなかったり、食事をゆっくりとる時間がなかったりとしっかりと休息をとれない状態。または、大きなプレッシャーを抱えていたり人間関係でストレスがかかっていたりと精神的な余裕がない状態が続いている。 そういった場合のように心身ともに疲れてしまうと、無感動になってしまいます。

原因2:目標を見失った

無感動になる理由として、目標を見失ったという理由があります。大きな目標に向かってガムシャラに行動していたが、その目標を達成してしまったり諦めざるを得なかったりした。そんな時に人は無感動になってしまいます。 燃え尽き症候群とも言われていますが、今まで追いかけていた大きな目標が急になくなってしまうと意欲がわかなくなってしまいます。

仕事に対して将来の見通しが持てなくなり、目標を失ってしまうこともあります。このまま仕事を続けていても、良くなるイメージが持てない。あの先輩や上司のようになるのだとしたら、このまま今の仕事を続ける価値はあるのだろうか。そんな風に考えてしまったことはありませんか? 見通しの持てない仕事をやらなければならないことほど、苦痛を感じてしまうことはありません。その苦痛を少しでも緩和するために無意識のうちに防衛本能が働きます。その結果として、無感動になってしまうこともあります。

原因3:感情を抑圧してきた

無感動になる理由として、感情を抑圧してきたという理由があります。仕事では上司に与えられた仕事を必死にこなし家に帰ると家事で忙しい。感情を抑圧して目の前のことを頑張りすぎてきたのかもしれません。 自分自身のことを振り返る時間もなく、自分の時間をとる余裕もない。このように感情を抑圧する期間が長く続くと、感情を表に表さない状態に慣れていきます。いつの間にか心が動かなくなり、無感動になってしまうのです。

原因4:理性が働きすぎ

無感動になる理由として、理性が働きすぎという理由があります。言葉を発したり感情を表したりする時、人は少なからず何かを考えています。その時に、この言葉でいだろうか?こんな表情をしたら相手にどう思われるだろうか?と理性が働きすぎることがあります。 ある程度なら問題ありませんが、理性が働きすぎてしまうと考えているうちに場が流れてしまいます。自分自身の行動が人にどんな影響を与えるのかを考えすぎて、疲れ果ててしまうのです。

理性が働きすぎると、感情的になる人を見下してしまいます。感情的になるのは合理的ではないと考えるので、自らも感情を表すことを控えます。感情を表すことを抑え込んでしまうので、いつしか無感動になってしまうことになります。

原因5:プライドが高い

無感動になる理由として、プライドが高いという理由があります。プライドが高いと、人に失敗したと思われたくないもの。また、行動や表情から自分の考えを読み取られまいと身構えてしまいます。 仕事においては、相手に負けたくないという気持ちが強くなりすぎてしまうこともあります。すると周りの人が一緒に仕事をするな仲間ではなく、競争相手となってしまうのです。競争相手に弱みを知られないようにポーカーフェイスを続けていると、感情が動きにくくなり無感動となってしまいます。

自分が無感動かわかる診断テスト

自分は無感動になってしまっているのかどうか。もしそうだとしたら、早くその状態を脱したいもの。まずは無感動かどうかを判別しましょう。そこで、無感動になってしまっているかどうかが分かる診断をご紹介します。 毎日の生活や仕事で、感じていることやあてはまるような気持ちになってことはありませんか?次の質問に「はい」か「いいえ」で答えてみて、無感動になっているかどうか診断してみましょう。

1.毎日が楽しくない 2.仕事や家事の気が起きない 3.最近いつ泣いたか思い出せない 4.目標がなく将来をイメージできない 5.人と会ったり話をすることが面倒に感じる 6.睡眠不足で頭がボーっとする 7.これまでの人生は失敗ばかりだと感じる 8.心配性だ 9.休日はほとんど家で過ごし外出しない 10.お笑い番組を見ても笑えない

無感動状態から抜け出したい!感情を取り戻す5つの方法

無感動状態から抜け出したいけれど、どうしたらいいのか分からない。そんな方のために無感動状態から抜け出して感情を取り戻すための方法をご紹介します。

方法1:十分な休息をとる

無感動状態から抜け出す方法として、十分な休息をとるという方法があります。心身ともに疲れていると無感動状態になりやすいので、しっかりと休んで疲れをとるということです。 睡眠不足が続いているなら、毎日睡眠時間を確保するようにしましょう。仕事や家事や育児で自分の時間がなく、ストレスがたまっているなら周りの人に協力をしてもらって短時間でもいいので自分の時間を確保しましょう。 身体の疲れというのは、想像以上に精神に影響をおよぼします。身体の疲れをとることを意識して、毎日の生活に少しづつ取り入れていきましょう。

方法2:自然と触れ合う

無感動状態から抜け出す方法として、自然と触れ合うという方法があります。毎日仕事で忙しく、大きなプレッシャーにさらされている。仕事だけではなく家事や育児もこなし、心に余裕がない。そんな状態が長く続くと無感動状態になってしまうもの。 自然と触れ合うことで、精神的なストレスを軽減することができます。山登りや森林浴がオススメです。緑を見ることで日々酷使している目の疲れをとることができます。 木の香り成分であるフィトンチッドには癒しの効果があるといわれています。森林浴をして木の香りを嗅ぐことで、ストレス解消につながるのです。

方法3:マインドフルネスを取り入れる

無感動状態から抜け出す方法として、マインドフルネスを取り入れるという方法があります。マインドフルネスという言葉、最近よく耳にすることが増えてきました。マインドフルネスとは「今ここに集中する在り方」のことです。 マインドフルネスを取り入れることで、常に脳が働いている状態を緩和することができます。脳は意識的に何かを考えている以外にも活動を続けています。車のアイドリングのような状態です。 そのアイドリング状態を少なくしていくことで、脳を休ませることができます。マインドフルネスは脳を休ませる効果があるのです。

マインドフルネスを取り入れる方法の1つとしてよく知られているのが瞑想です。リラックスして目を閉じて座り、呼吸することだけに意識を集中します。 様々な思考が頭の中に浮かんできますが、それを無理に止める必要はありません。考えが浮かんできたことを受け入れ、再度呼吸に意識を戻すだけでいいのです。 この瞑想を一日数分からでもいいので、毎日の生活に取り入れるようにしましょう。それがマインドフルネスへとつながります。

方法4:将来のなりたい自分をイメージする

無感動状態から抜け出す方法として、将来のなりたい自分をイメージするという方法があります。目標を失ってしまうと無感動状態になってしまうことがあります。そんな場合には、再度目標を持ったり目的を持つことが無感動状態を抜け出すきっかけとなります。 5年後10年後仕事でどんなことを成し遂げたいか、プライベートでは誰とどのように過ごしていたいのか。そんな将来のなりたい自分をイメージしてみましょう。

ここでのポイントは、今の状況を考えて制限をかけないことです。お金がなかったり時間がないから無理だ、とか考える必要はありません。お金にも時間にも何の制限もなかったとして、自分が望む本当の理想をイメージしてみましょう。 理想の将来をイメージし、その将来に意識を向けることでモチベーションアップにつながります。モチベーションをアップし、主体的に行動していくことで無感動状態から抜け出せるようになります。

方法5:旅行に行き日常と離れる

無感動状態から抜け出す方法として、旅行に行き日常と離れるという方法があります。毎日変わり映えのない生活を過ごしていると、行動パターンも思考パターンも同じことを繰り返します。 旅行に行き日常と離れ、行動も思考も新しい刺激を取り入れることで無感動状態から抜け出すことができます。旅行に行くという楽しみを持つことで、日々の生活に潤いがもたらされモチベーションアップにつながるという効果も期待できるでしょう。

豊かな人生を取り戻そう

将来への見通しが持てず、日々の生活に彩りのない人生ほどつまらない人生はありません。無感動状態が続いていると、そんな人生を過ごしてしまうことになります。一度きりの人生、せっかくなら豊かで幸せな人生を過ごしたいものですよね。 無感動になってしまうのはきっと今まで頑張ってきたから。少しだけ方の力を抜いて、自分の幸せについて考えてみてもいいのではないでしょうか。無感動状態を少しでも早く抜け出して、自分だけの豊かな人生を取り戻しましょう。

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