正義感が強い人の心理や特徴!長所・短所についても解説!

自分を変える方法

あなたの周りには、強い正義感を持っている人はいますか?何事にもまじめで、一生懸命な姿は誰からも賞賛されます。

では、正義感が強い人の特徴とはどういうものなのでしょうか?こちらでは、特徴の他に、長所と短所も詳しくご紹介いたします。

正義感が強い人の特徴

特徴①まじめである

非常にまじめで熱心な性格を持っているのが正義感が強い人です。決められたことはきちんと守り、やらなければならないことは必ずやりとげることのできるまじめな人なので、周りの人からの信頼も厚いです。

一生懸命に仕事にも取り組むので、頼られる一方で、頑張りすぎて疲労がたまってしまうこともあります。

特徴②規則やルールを重んじる

正義感が強い人は、とてもまじめなので、規則やルールは必ず守ります。例えば、交通ルールは必ず守り、駐車違反など絶対にしません。

仕事に関しても、どんな理由であれ、連絡のない遅刻や欠勤は許されないことなので、厳重に注意を行います。筋の通った理屈で規則を語るので、説得力があります。

特徴③ 頑固者である

非常にまじめな正義感が強い人は自分がこうだと思うことは決して変えない頑固者であるといえます。

自分の意見を揺るがせない強い意志があることは、仕事においても強い味方となり、みんなからも信頼される理由ですが、一方で柔軟性に欠けるところもあるので、ただの頑固者になってしまう場合もあります。

特徴④ 気が強い

まじめで頑固者である人は、自分の意見を揺るがせない強い意志をもっています。誰に何を言われても意見を変えない頑固さは、その人の気の強さということもできます。

強い正義感を持っている人は、気が強いところがあるので、仕事の規則やルールを守らない人に対しては、非常に怒りを感じてしまうところがあります。相手のためと信じて、怒ることも多いです。

特徴⑤ 嘘をつくことが嫌い

周りの人の発言にもよく耳を傾けていて、嘘を嫌うところがあるのが、強い正義感を持っている人です。人を傷つけるような悪い噓は決して見逃さず、厳重に注意をします。

しかし、誰かのことを思いやった優しい嘘に関しても、頑固な性格がそれを許さないため、正直に物を言い過ぎて、誰かを傷つけてしまうこともあります。

特徴⑥ 権力のある人にも負けない

気が強く頑固なところがあるので、強い正義感を持っている人は、権力にも決して屈しません。誰が何といっても、自分の意思を突き通してしまうので、同僚からは反発されることも多いです。

上司からの意見も覆して自分の意見を主張しようとしてしまうので、頑固者とよばれ、人間関係のトラブルを招きがちです。

正義感が強いことは長所と短所の両面を持つ

強い正義感を持つ人は、規則やルールを重んじて必ず守るので、周りの人の規範となり、尊敬する人も多いです。

そして、物事に対して常にまじめで一生懸命に取り組むので、その熱心さはみんなから評価されます。

しかし同時に頑固者でもあるので、自分が正しいと思ったことは最後まで突き通そうとします。その気の強さや頑固さは柔軟性に欠けるため、周りの人からは理解されず、他の人から避けられてしまうことも少なくありません。

場合によっては、自分の周りから人が離れてしまうこともあります。正義感が強いことは大きな長所となりますが、強すぎる正義感は人から避けられる短所に変ってしまうため、周りから嫌われる原因ともなってしまいます。

正義感が強いことの長所

①他人の意見に流されず、正しいことを主張する

ルールや規則を重んじて間違ったことを嫌う強い意志を持っているため、強い正義感を持っている人は周りに惑わされず常に正しいことを主張することができます。

ルールや規則が存在する理由をよく理解していて、それらを守ることの重要性を認識しているので、道を踏み外そうとする人がいれば、直ちに正しいこと、正しくないことを教えてあげることができます。

②周りの人から、かっこよく見られる

警察官や消防官のように正義感が強い人こそ活躍できる職業についている人は、頼りがいがあり、かっこよく見られますよね。仕事においても強い正義感をもつ人は、いざという時に頼りになる心強い存在です。

例えば、取引先の会社から文句や不平を言われた場合でも、正義感が強い人は、筋の通った論理的な主張を押し通し、決して妥協しなので、相手に言われるがままという事態を避けることができます。

③ きちんとした見た目である

正義感が強い人は、社会のルールや規則をきちんと守ることが正しいと考えているので、生活規則も正しく、身だしなみは常にきちんとしています。整った身だしなみは、誰にでも好印象を与えます。そして、机周りもいつもきちんと整理整頓されていて、何がどこにあるか分からなくて慌てるということも滅多にありません。みんながお手本にしたいと思う人です。

④ 本質的に、まじめである

まじめな人は、どんなことにでも一生懸命取り込むことができます。強い正義感を持っている人は、基本的にとてもまじめな人が多いので、他の人に迷惑をかけないように配慮しながら、一つ一つのことを精一杯がんばることができます。

まじめにコツコツと努力を続ける姿勢は、周りの人からも高く評価され、みんなからは尊敬されます。

⑤ みんなから、頼られる

とてもまっすぐな性格なので、強い正義感を持っている人は、嘘や偽りなく他人と接することができます。絶えず物事を正しい方向へ導こうとする、ブレない性格は、周りからの信頼も厚く、筋の通った発言は、みんなから頼られます。

他の人は、「この人の言うことを守っておけば道理から外れることはない」と安心してアドバイスを求めることができるのです。

⑥ まっすぐで、誠実である

言動に一貫性があり、誠実であることは、どんな仕事においてもとても重要なことです。正義感が強い人は、自分の考えには常に自信を持っているので、筋の通った発言をします。

そして、仕事の会議などでみんなの前で説明するときも仲間たちが理解できるように丁寧に、そして誠実に、まっすぐと自分の意見を主張するので、他の人たちの理解も得やすいです。

正義感が強いことの短所

① ストレスがたまってしまう

常にまじめに、与えられた仕事はこなさなければならないと考えているので、強い正義感を持っている人は他人にも厳しく、自分に対してはもっと厳しく上手く手を抜くということができません。

どんなことにでも全力投球で一生懸命になってしまうので、十分な休息をとることも不十分になりがちになり、ストレスをため込んでしまいます。

②人が離れて行ってしまう

自分が正しいと思うことを頑なに主張するため、強い正義感を持っている人は、相手の意見に合わせて柔軟に考えるということが苦手です。

そのため、相手からの反感も買うことが多く、周りに敵を作ってしまうことも少なくありません。ひどい場合は、自分の周りから人が離れてしまい、一人孤立してしまうこともあります。

③ 不正に対する怒りがすごい

常に社会のルールや規則を重んじる人は、不正を行った人に対して、もの凄い怒りを感じます。自分が正しいと思っていることから外れた人への批判意識が高いのです。

正義感が強い人は、柔軟に物事を考えることが苦手なため、どんな理由であれ、不正や嘘、偽りを許すことができません。そのせいで、頑固者などと言われ、周りの人からも避けられてしまうことがあります。

④ 正義のためなら度を過ぎてしまう

正義感が強い人は、自分が正しいと思っている規則を違反した人に対してはとても厳しいです。例えば、仕事に遅刻することは許しません。

その理由が、体調不良であろうが、人助けをしていたということであっても、「遅刻はいけないことだ」という考えが強いため、柔軟に考えられず、その人のことを必要以上に責めたててしまいます。

⑤ 仕事以外での付き合いが難しい

正義感が強い人は、とてもまじめな性格なので、仕事以外の完全なプライベートでも羽目を外すことはしません。休日でも規則正しい生活を心がけ、他の人の迷惑にならないようにまじめに生活します。

たとえ仕事以外であっても遅刻や、決められたルールから外れたことは許せないため、他の人からは避けられがちになり、仕事以外で付き合ってくれる人はあまりいません。

⑥ ストレス発散が苦手

どんなことでもまじめに一生懸命頑張ってしまう性格の人は、「適度に休む」ということができません。自分が疲労していることにも気づかず、ただ真面目に日常生活を送ろうとするため、誰かに「休め」と言われても休もうとしません。

例えば、カラオケで大声を出して歌うことを勧められても、「一人でカラオケに行くことはおかしいのではないか」などとまず考えてしまい、ストレス発散を上手く行うことができません。

正義感が強いことで損する場合もある?

正義感が強い人は、とても真面目に物事を考えてしまいます。誰かとコミュニケーションをとるときも、相手によって柔軟に言い方を変えることが苦手なため、何でも正直に言い過ぎて、相手に誤解を与えてしまうこともあります。

仕事でも、柔軟に対応することができないために、反発されることも少なくありません。

また、一生懸命すぎてストレスをため込んでしまうところもあるので、必要以上に疲れてしまいます。正義感が強い人は、自分に対しても他人に対しても厳しいので、上手く物事が進まず、損をしてしまうことも多いです。

正義感が強いことは誇れること!

正義感が強い人は、まじめすぎて柔軟に物事を考えることが苦手なため、相手の意見をはっきりと否定してしまうこともあります。そのため、周りの人から反感を買うことも多いです。しかしながら、正義感が強い人だからこそ、できることは多くあります。

例えば、ごく普通の人は間違ったことを頭の中では指摘し、修正することができても、周りからどう思われているかを気にしてしまうため、実際にそれを正そうと行動に移すことのできる人は少ないです。

しかし、正義感が強い人は、間違ったことを口に出して指摘し、間違いを正すことができるので、その誠実さを尊敬する人は多いです。

性格はまっすぐで、周りの環境や意見に合わせてブレることがないので、発言は信用され周りからの信頼も厚いです。そして、一番の長所となるのが、何事に対しても熱心に頑張れるということです。

みんなが嫌がるような仕事も、その誠実さから受け入れます。正義感が強い人の、まじめで一生懸命仕事をこなす姿勢は、みんなから尊敬され称賛されます。

【コラム】強すぎる正義感を抑えるにはどうすればいい?

謙虚になる

強すぎる正義感のために、失敗をしてしまう人も多いでしょう。強すぎる正義感を抑えるためには、謙虚になることを意識しましょう。例えば、誰かとディスカッションするときも、相手の立場になって相手の意見をしっかりと聞き、冷静になって考えることが必要です。そして、自分の意見も人に押し付けず、謙虚になりましょう。

善悪は人によって異なることを意識する

そして、心に思いとどめておきたいのが、「善悪はその人の価値観によって異なる」ということです。自分では正しいと信じていることでも、他の人にとっては間違っていると思うこともあるかもしれません。どんな時でも、柔軟に相手の意見を聞き入れ、対処することが大切です。

自分自身をリフレッシュさせる

また、自分自身を苦しめないためにも、「自分に甘える」ことも忘れてはいけません。少し、「疲れたな」と思ったら、素直に休むことを意識することで、心身ともにリフレッシュすることができます。心も体も元気になると、笑顔も自然に出てくるので、コミュニケーションも円滑に進みます。

正義感が強い人になろう

正義感が強い人は、自分が正しいと思うことを主張しすぎて、周りから反感を買うこともありますが、自分で謙虚になることを意識していれば、決して嫌われる性格ではありません。

むしろ、まじめで一生懸命に仕事に取り組む姿勢は誰からも賞賛されます。誰からも信頼される、正義感が強い人になるために、まずは自分の意見をしっかりもち、ブレない自分を作りましょう。頑張っている姿は、かならず周りの人も見ているはずです。

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